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がん診療連携拠点病院について

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都道府県がん診療連携拠点病院指定書

「がん診療連携拠点病院」とは がん診療連携拠点病院とは、全国どこでも質の高いがん医療を提供することができるよう、専門的ながん診療の連携協力体制の構築、がん患者に対する相談支援及び情報提供等を行う医療機関です。
当院は令和5年3月23日付けで「がん診療連携拠点病院」に指定されました。
また、専門医を配置し、罹患者数の多い5つの主ながん(肺がん・胃がん・肝がん・大腸がん・乳がん)を中心に、手術療法・薬物療法・放射線療法を組み合わせた集学的治療を提供しています。

また、都道府県がん診療連携拠点病院は上記の役割に加え以下の役割があります。
ミッション 奈良県内の体制についてはこちらをご覧ください。 ネットワーク

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がん診療体制
について

奈良県立医科大学附属病院は、奈良県における専門的ながん医療の提供、がん診療の連携協力、がん患者に対する相談支援・情報提供などを推進していくために様々な取り組みをおこなっています。手術、放射線療法、化学療法の他、これらを組み合わせる集学的治療、緩和ケア、セカンドオピニオンなどの提供、専門的な医師・スタッフの配置、放射線療法部門・化学療法部門の設置、医療スタッフの研修、地域がん診療連携病院への情報提供、医療施設の連携などが主なものですが、さらに最先端のがん治療にも対応できるように新たな事業にも取り組んでいます。

 がん診療連携拠点病院 

専門的ながん医療の提供等

医師、 看護師、 薬剤師等によるチーム医療の提供
手術、 放射線療法及び化学療法を効果的に組み合わせた集学的治療の実施や治療の初期段階からの緩和ケアの実施等

地域のがん診療の連携協力体制の構築

研修や診療支援、 患者の受け入れ・紹介

がん患者に対する相談支援及び情報提供
都道府県がん
診療連携拠点病院の
役割

手術、放射線治療、化学療法の他、これらを組み合わせる集学的療法、がん遺伝子パネルに基づくゲノム医療、緩和ケア、セカンドオピニオンなどの提供を行っています。また、地域がん診療連携拠点病院及び地域がん診療病院に対して研修、情報提供、症例相談及び診療支援を行います。

都道府県がん診療連携拠点病院の役割 表

本学は文部科学省の支援のもと、がん専門医療人を育成する「がんプロフェッショナル養成プラン」を実施し、令和5年度より、『地域に生き未来に繋ぐ高度がん医療人の養成』をテーマに第4期がんプロ事業に参画しています。

院内の体制

がん関連診療科医師、看護師、薬剤師、栄養士、その他医療者等による多職種チーム医療体制を構築し、あらゆる職種の職員がお互いの専門性を発揮し、個々の患者さんの状態に合わせた質の高い医療を提供することを追求しております。がん相談に関しては、令和6年4月からは、センター化(がん相談支援センター)し、院内外のがん患者・家族から多様な相談に対して、がん専門相談員(看護師、MSW)が面談または電話で対応にあたっています。

また、緩和ケア外来を設置し、からだだけではなく、心の「痛み」に対する診療体制を整備しています。