がん診療連携拠点病院とは、全国どこでも質の高いがん医療を受けることができるよう厚生労働省が指定する医療機関で、都道府県に概ね1ヶ所指定される「都道府県がん診療連携拠点病院」と2次医療圏に1ヶ所程度指定される「地域がん診療連携拠点病院」があります。
●都道府県がん診療連携拠点病院(厚生労働省指定)
・奈良県立医科大学附属病院(橿原市四条町840)
●地域がん診療連携拠点病院(厚生労働省指定)
・市立奈良病院(奈良市東紀寺1-50-1)
・奈良県総合医療センター(奈良市七条西町2-897-5)
・天理よろづ相談所病院(天理市三島町200)
・近畿大学奈良病院(生駒市乙田町1248-1)
※各病院名をクリックしていただきますと「国立がん研究センターがん対策情報センター がん情報サービス」が提供する、取扱がんの種類などの各病院情報が別ウィンドウで開きます。
●地域がん診療病院(厚生労働省指定)
・南奈良総合医療センター(吉野郡大淀町大字福神8-1)
※グループ指定先医療機関は奈良県立医科大学附属病院です。
※地域がん診療病院(南奈良総合医療センター)において提供が困難ながん種や、放射線治療が必要なケースについては、グループ指定先である県拠点病院(奈良県立医科大学附属病院)との連携により、診療を行っています。
また、定期的に病院間での合同カンファレンスを開催し、症例検討や勉強会の実施等、ネットワークの強化に努めています。
●奈良県がん診療連携支援病院(奈良県指定)
・国保中央病院(磯城郡田原本町宮古404-1)
・済生会中和病院(桜井市阿部323番地)
・大和高田市立病院 (大和高田市礒野北町1番1号)
◇奈良県内のがんに関するセカンドオピニオン外来対応医療機関一覧
◇奈良県がん診療連携拠点病院等 院内がん登録 2018-2020 年集計報告
◇奈良県がん診療連携拠点病院等 院内がん登録 2018-2020 年集計報告オプトアウト
当院のがん診療等
がんの診療機能
専門とするがんの診療状況をまとめた資料です。
緩和ケア研修会修了者名簿
緩和ケアについては、国のがん対策推進基本計画(平成24年6月)において、
「がんと診断されたときからの緩和ケアの推進」が揚げられており、がん診療に携わる医師を含めた全ての医療従事者が緩和ケアについての基本的な知識や技術を習得することが目標とされています。
当院では、がん診療に携わる全ての医師が「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」(平成20年4月1日付け健発第0401016号厚生労働省健康局長通知)に基づいた緩和ケア研修会を、一人でも多く受講できるように取り組んでいます。
PDCAサイクルの確保について
当院では、がん診療連携拠点病院運営検討委員会において「PDCAサイクル」の実施状況について把握・評価を行い、がん診療に関する様々な課題について改善を行っています。
また、県内がん診療連携拠点病院のPDCAサイクルの実施状況については、情報共有・相互評価を行っています。